ジェットエンジンの燃焼器:その仕組みは?
2023-04-14
![imageedit_8_7282737940.jpg](/sites/g/files/jwhtju2216/files/styles/crop_freeform/public/imageedit_8_7282737940.jpg?itok=iocI5_B7)
航空機のジェットエンジンの中では何が起きているのか、疑問に思ったことはありませんか?
エンジンの心臓部にはジェット燃焼器システムがあります。このシステムがエンジン前方から吸い込んだ空気と燃料を混ぜて燃焼させて燃焼ガスを発生、タービンを回転させることで推力を得て、航空機を空へと飛び立たせます。
三菱重工グループは、陸・海・空・宇宙の領域において、輸送機器のパイオニアとして長い歴史を誇っています。その歴史は、1884年の長崎造船所の開業から始まりますが、現在、長崎造船所は、三菱重工航空エンジン(MHIAEL)の航空エンジン事業の拠点でもあります。成長が期待できる民間航空エンジン分野における競争力強化のため、2020年に長崎造船所内に最新鋭の工作機械やシステムを導入したMHIAEL長崎工場が完成し、エアバス社A320 neo向けエンジンの燃焼器を生産しています。MHIAELは燃焼器やタービン関連の技術に優位性があり、低燃費でエコなジェットエンジンの開発・製造を得意としています。今後、旅客機需要は増加基調が予想されることから、業界ニーズに対応できるよう、2024年3月までに長崎工場をさらに拡張することが決定しています。
航空エンジンの燃焼器は、軽量化のためにミリメートル単位の微細な設計でありながら、超高温に耐える堅牢性と耐久性を備えており、低燃費かつエコな燃焼器が実現しています。
![ジェットエンジン燃焼器の内部](/sites/g/files/jwhtju2216/files/styles/original_image/public/2023-04/the-shipyard-now-building-aero-engines.jpg?itok=l5HTxRQ_)
三菱重工ニュース 「MHIAEL長崎工場」拡張計画を決定はこちら
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